初めての自慰(オナニー)②

初めての自慰(オナニー)①から続きます。

翌朝、私は母に起こされて目覚めました。
私の性格からいけば母にあんな怒られかたをしたらショックでしばらく引きずってしまうところですが、「夜のあの気持ちはなんだったんだろう?」という方に意識がいってしまいます。
母は私を起こして台所に戻っています。布団には私一人だったので、前夜のあの行為を再現してみたくなり、私は再度パジャマに、そして今度はいきなりパンツの中に手を入れました。

すぐに幼稚園の準備をしなくてはならず、時間がないので私はいきなり割れ目の部分を指で撫でてみました。
昨晩とはアプローチが違うので感じ方もちょっと違うけど、でも共通しているはなんとなく気持ちがいいことでした。私はついその気持ちよさに引き込まれ、何度も何度も指で割れ目を撫でました。

「美玲!まだなの?遅れるわよ」台所から母が呼ぶ声がし、私は我に返りました。
布団の中にいる私が何をしているのか、台所にいる母からは見える筈もありませんが、「幼稚園に遅れてはいけない」「起きるのが遅れて母親の家事の邪魔になってはいけない」という生来の真面目さから、私はこの行為を中団して幼稚園の準備を始めました。

幼稚園で過ごす間も、ふとした瞬間に前夜のあの行為のことを思い出してしまいました。
前夜にやってみて気持ちよくて、朝もやってみて気持ちいい感じがした(時間の制約で中止してしまいましたが)ので、おそらく今晩またやっても気持ちいいはずだ、というのは幼い私でも容易に想像できました。
ただ、人前でやるようなものではないということも幼いながら感覚的に理解できたので、夜になって布団に入ってから再度確認してみよう、という方針を決めました。
途端に、夜が待ち遠しくなってきました。

そして、幼稚園からの帰り、母のお迎えを待っている時も「早く夜にならないかな」と思っていたのですが、その時に突然、自分の中で話が繋がりました。
そう、前日、母はスカートの中に手を入れて股間をゴソゴソしている私を見て、「私が気持ちいいこと」をしていると誤解したのではないか?これは本当はやってはいけないことで、だから母があんなに怖い顔で怒ったのではないか?ということに気づいたのです。
ただ、もしそうだとすると、この話を蒸し返せば私が「気持ちいいこと」に気づいてしまったことになり、尚更母に怒られたり、もっと言えば「気持ちいいこと」を禁止されてしまうかも知れません。私は幼いなりにいろいろと考え、とにかく今後も一連の話には触れないことにしました。

待ち望んでいた夜になりました。今でも覚えていますが、私はいつもよりも早く寝る準備をし、両親に「おやすみなさい」の挨拶をしました。
いつもは布団に入るとすぐに眠りにつく私ですが、今日は違うことで気持ちが高ぶっているのと、そもそも寝ることが目的ではないので変な気持ちです。
母がまだリビングにいて部屋に私だけなのを慎重に確認して、私はパジャマの中に手を入れました。朝と同様、今回も直接パンツの中まで手を入れ、いきなり割れ目を撫でました。
やっぱり気持ちがいいです。私は撫で方を変えたり、割れ目を中心にいろんなところを撫でたりしました。
それぞれ感じ方は違いますが、共通しているのはとにかく気持ちがいい、ということです。
そして、もうこのあたりで「これはやっぱりしてはいけないことなんだ」というのが幼い私にも明確にイメージできたのですが、逆に「いけないことをしている」背徳感で尚更気持ちがよかったんだと思います。
あまりに一生懸命で何分これをしていたのかもわかりません。まだ「イク」という感覚はわからないながらも満足感を感じ、私は手を戻しました。
念のため、丁寧にパジャマや布団を直し、今日も心地よい気持ちよさとともに眠りに落ちました。

自慰(オナニー)の習慣に続きます。

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